こんにちわ、雪村です。
日本には季節ごとの行事がたくさんありますが、節分と聞いて、
「うぉー!!!節分だぜ!!!」、「やっと来た!節分!!!」となる方はどのくらい
いるでしょうか。おそらく、そんなに多くは無いのではないでしょうか?
ゴールデンウイークやクリスマス、お正月に比べると少し印象が薄い様に思ってしまう節分。
今回はそんな節分について、改めてご紹介していきたいと思います。
- 節分とは?
- 節分に食べるとよい物
- 節分の過ごし方、なんだっていい
- 日々を丁寧に過ごしていく
節分とは?
古くは平安時代の宮中行事「追儺(ついな)」から始まり、広く一般に広まったのは
江戸時代以降とされています。
季節の変わり目は邪気が入りやすいと考えられ、
また2月上旬はまだまだ寒く、体調も崩しやすい時期の為、
邪気を祓い、一年間の無病息災を願う行事です。一般的に立春の前日が節分となります。
今では考えられない過酷な環境の中、ただの風邪でさえ命取りになった時代がありました。
そんな大変な時代に、大切な人の無事を願う行事として生まれたんですね。
節分に食べるもの
節分と言えば豆!ですが、他にも地域によって食べられている物があり
それぞれ意味があります。
豆
「鬼は外!福は内」と言って豆をまいて、邪気を祓った後に
年齢の数の豆を食べ、一年間の幸せを祈る。古来より豆は霊力を持つとされていて
豆をまく事で病や邪気を祓い、更に食べる事でその力も頂けると
考えられてきました。
恵方巻
豆についで有名なのが恵方巻ですね。
恵方を向き願い事をしながら、太巻きを黙々と最後まで食べきる!
具材は七福神にちなんで、七種類いれるのが良いとされていますが
その種類が決まっているわけではありません。
けんちん汁
ゴボウやニンジン、大根などたくさんの野菜を入れたものです。
精進料理が始まりのけんちん汁ですが、邪気を払う節分との相性が良い
事から食べられる様になったそうです。
節分の過ごし方、なんだっていい!(^^)!
節分=豆まきですが、実際に家で豆まきが出来る方はどのくらいいるでしょうか。
中には豆まきが出来る環境ではない方、後のお掃除の事を考えると
豆まきなんかしたら取り返しつかないよ(-_-;)と尻込みしてしまう方。
もちろん豆まきは、しないよりした方がいいというのも分かります。
ですが色々な方がいて、皆それぞれでいいのだと思います。
豆まきは出来ないけれど、家族と豆を食べてみたり、改めてけんちん汁を作らなくても
冷蔵庫の中の残り物野菜で、具だくさんお味噌汁を作ってみるとか。
恵方巻を買ってなければ、家で子供と海苔巻きを作ったっていいんです。
人に迷惑をかける行為や、犯罪行為じゃないかぎり
どう在るべきかは、自由に選べる。
それがこの世界なんです。
日々を丁寧に過ごしてみる
現代人は、老若男女問わず忙しい。
改めて何かやらなきゃ!と言うのが、しんどい時だってあります。
大切なのは、日々を丁寧に過ごすということ。
日々を丁寧に過ごす、それだけで運気は上がっていくものです
「今日何日だっけ?、ん?昨日なに食べた?、え!もうお正月だよ」
こんなセリフが口をつくこと、多々あります。目まぐるしく毎日が過ぎていって、
気がつけばあっという間に一年が過ぎてしまう。
節分を通して、自分自身がふと立ち止まる。
そんなきっかけを、作ってあげてはどうでしょうか。
毎日じゃなくてもいいんです。
ただ、たまにある年間行事をきっかけに、少し自分に思い出させてあげてください。
いつもと同じ今日だって、二度と来ない大切な一日なんだよって